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有料老人ホームで生活することを決めたら、必要になってくるのは入居一時金と月額利用料です。特に入居一時金は、有料老人ホームによっては非常に高額なものになりますし、月額利用料も、有料老人ホームで生活する年数を考えると、かなりの金額に上ります。
有料老人ホームの資金計画
せっかく入居した有料老人ホームですから、金銭的な理由で退所とならないよう、事前にしっかりと見積もっておくようにしましょう。
現在の資産を知ろう
まずは現在ある資産をまとめるところから、有料老人ホームの資金計画づくりを始めます。
預貯金や有価証券がどれくらいあるのか、現在住んでいる自宅などの不動産を売却する場合は手取りでどれくらいになるのか、子どもをはじめとする家族から援助はあるのか、退職金はどれくらいかといったものです。
この現在ある資産が、入居一時金に充てられます。
Check(1)
もし入居一時金を支払っても残るようでしたら、予備費として蓄えておくとよいでしょう。

後の収入があるかどうかを検討しよう
現在の資産が出たら、続いて今後の収入があるかどうかを検討します。
年金や家族からの援助の有無、預貯金の利息や株式の配当金額、家賃収入などの不動産収入などを、年間でどれくらいの収入になるか、計算します。この今後の収入は、有料老人ホームの月額利用料になります。
Check(2)
現在の資産と今後の収入が、自分が用意できる金額の全てです。
支出を検討しましょう
支出としてまず考えるのは、有料老人ホームに支払うものがどれくらいかということです。
  • 入居一時金はどれくらいか、引越しや家具等を揃える費用はどれくらいか
  • 入居後、月額利用料や食費、介護保険料などトータルでどれくらいを月々有料老人ホームに支払っていくのか
他に支出されるものとしては、有料老人ホーム以外に支払うお金です。電話や郵便などの通信費、新聞を読みたいなら新聞代、水道や光熱費、交際費、そして忘れてならない医療費などです。
Check(3)
電話や郵便などの通信費、新聞を読みたいなら新聞代、水道や光熱費、交際費、そして忘れてならない医療費などは事前に見積もるのは難しいかもしれませんが、おおよそで良いので、出しておきましょう。
収入と支出のバランスを考えよう
まずは、入居一時金など、当初に支払うべきものが、現在ある資産でまかなえているかどうかをチェックします。次に、収入として見込める総金額が、入居一時金や月額利用料、その他のお金等の総支出日よりも上回っているかどうかを確認します。この時、収入の総金額の方が上回っていたら、その金額がどれくらいかを算出しておきましょう。
もし今後、月額利用料が値上がりしたり、健康上の問題が生じて入院が必要になったりしたら、この上回った分のお金から支出することになります。
Check(4)
有料老人ホームに問い合わせてみて、入居一時金の足りない分を後からまかなうことに出来る場合には、どれくらいの金額をどのようにまかなうことができるのか、算出しておきます。
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最終更新日:2018/11/29

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